みなさんどうも
高配当株・長期投資で海外移住を夢見る新米投資家アイアーンマンです!
長期投資で複利運用効果を最大限に!のスタンスで今春から投資生活スタートしました。
まだはじめて間もないわけですが、長期投資するきっかけとなったお話をしたいと思います。
最近では老後2,000万円不足の問題が大きな波紋を呼んだことは記憶に新しいところですね。
そういった意味でも将来の不安を抱える方は多いと思います。
早く気づいて行動に移せていればと後で後悔してもどうすることも出来ません。
自分自身もそんな1人でこれまでの経緯を振り返ることにより、これから投資をはじめようと検討されている方の1つの参考となれば幸いです。
新入社員で入社した20代(結婚と子供)
まず私の簡単な自己紹介から
- 40代後半のサラリーマン
- 家族構成は妻と子供2人(私立大学生・私立高校生)犬1匹
- 持ち家(分譲マンション)
- 大阪市内在住
- 会社は4社目
- 年収は額面800万後半ほどで妻も会社勤務(合わせて1,000万ぐらい)
- 営業職で月の半分以上は出張(全国各地)
- 趣味はゴルフ家族では毎年スノーボード、キャンプに行ってる
結婚は26歳の時なので比較的早い方だったと思います
その後子供も生まれてあっという間の20年だったね
当初はバブル崩壊後で就職活動も氷河期と言われるほどの厳しさでした。
そんな中で就職して数年後には早々と結婚したのでした。
子供が出来るまでは共働きだったので生活に困る事もありませんでした。
妻も正社員だったので収入が安定していたことが一番の要因です。
子供が生まれた時も妻には産休とってもらい、1年後には職場復帰となったのですが1歳から預ける保育所の費用負担はかなり大きかったですね…
当初で6万ほどかかってたと思います。
それから5年後に2人目が生まれるわけですが、そこから生活が激変していきました。
出産に備えて妻が務めていた会社を退社することになったのですが、同時期に当時勤めていた会社の業績が悪化したのです。
年末にはボーナスカットはもちろん、給料遅延も幾度か発生しました。
翌年明けには会社は倒産(当初でいう和議申請)するわけですが、その時点で自分の中で終身雇用って考えが崩れていくきっかけになったかもしれません。
【倒産手続き】
- 破産 会社が消滅してしまう清算型
- 民事再生 借金を返済するための再建計画を立てて実施する再建型
- 会社更生 借金を返済するための再建計画を立てて実施する再建型
民事再生は旧経営陣が再建行うことが出来ますが、会社更生は裁判所が選任した管財人しか再建を行えません。
和議が法律改善されていまの民事再生となっています。
そのため会社は倒産しましたが継続することにはなったわけです。
転職後の30代(上場企業に入社)
会社倒産後に残留することも考えましたが、悩んだ末に声をかけられていた2社目に転職、上場企業に勤めることになりました。
1社目での苦い経験から安定した企業を求めていたからでしょうか、少し気持ちに余裕が出来た記憶があります。
仕事も順調にこなし毎年僅かながらですが昇給もありました。
毎年1万の昇給を勝ち取るのはそう簡単なものではありません
高配当銘柄をもつことで、年12万の配当金があれば1万の昇給に等しいよね
今だったらそう考えるのですが金融リテラシーが低かった当初はそこまで考えることはありませんでした。
そんな中2社目の会社で突如導入されたのが企業型確定拠出年金(企業型DC)だったのです。
【企業型確定供出年金(企業型DC)】
- 企業が毎月従業員の掛け金を年金口座に積み立て(拠出)してくれる
- 従業員が自身で年金運用を行う
- 運用成績により将来受け取れる退職金、年金が異なる
これからは自身で運用して退職後の資金を作る!ということですね。
いま思うとその頃からちゃんと勉強しておけば良かったと思います。
正直運用に興味がまったくなかった当時は適当に振り分けして運用していました。
退職するまで8年8ヵ月の運用でしたが
・運用当初の数年はほぼ放置
・運用終盤の数年にかけては突如リスクを大きくとる運用にチェンジ
なぜ終盤は大きくリスクをとったの?
時を同じくして株式投資をはじめてからです。
当初はデイトレ全盛期でデイトレで大儲けした話があちこちで取り上げられていました。
自分もその波に乗ろうと慌てて参入したわけです。
しかし日中は仕事の上、営業職なのでほとんど市場を見ることが出来ません。
片手間に値動きの活発な銘柄に手を出して結果が出るわけもなく…
気が付けば100万近い資金がほぼ底をついていました。
約2年ほどで株式投資撤退となったわけですが、同時に企業型確定拠出年金(企業型DC)も気が付けば大きく含み損に…
そして突然会社から所属する事業部が撤退すると発表
早期退職者を募集しはじめたのでした。
特殊な業種の営業の自分としては選択の余地がなく、早期退職を希望して僅かながらの退職金を手に入れたわけですが、大きな問題が発覚!
企業型確定拠出年金(企業型DC)は次に就職する企業で取り入れられていれば引き継ぐことが可能ですが、そうじゃない場合は個人型に切り替えて資産を移管する必要があるのです。
会社は退職と同時に声をかけられた3社目に入社できたのですが、企業型確定拠出年金(企業型DC)は行っていないとの話でした。
やむなく個人型に切り替えるわけですが、極端なポートフォリオで運用を放置していたためすでに資産は6割以下にまで激減していました。
こんなにも激減するって異常じゃないかって思いますよね?
2社目を退職したのが2009年の春でした
リーマンショックの直後だから日経平均が大きく下落していた時期だよね?
リーマンショック
当初アメリカ第4位の大手投資銀行であったリーマンブラザーズが、2008年9月15日に経営破綻したことで発生した世界的な経済危機のことをいいます。
日経平均株価AI予想より
アメリカの低所得者(サブプライム層)向け住宅ローン、いわゆるサブプライムローンの崩壊が大きな引き金となりました。
世界経済に大きな影響を与え、100年に一度の経済危機と言われました
多くの資産家や投資家が大損失を被るほど世界経済が混乱したよね
会社を退職するわけですからそれと同時に企業型確定拠出年金(企業型DC)の資格喪失となります。
その資格喪失のタイミングが上記チャートの通り、2009年4月だったのです!
日経平均は9,000円を割り込んでいました…
移管のために一度売却する必要があるため、最悪なタイミングでの売却となったわけです
株式投資で資産を減らし、企業型確定拠出年金(企業型DC)でも資産を目減りさせる始末…
3社目入社と同時に二度と株式投資は行わない!と強く心に誓ったのをいまでも覚えています。
それもこれも自分自身の金融リテラシーの低さが招いた災いだったんですけどね…
それから10年が経ち3社目での衝撃的な結末が昨年秋にあったわけですが、そのきっかけを機に株式投資をもう一度はじめることになりました。
それについては続編でお話します。
少々長く話を引っ張りすぎてしまいましたが、こんな苦い経験をした自分がなぜ株式投資をはじめたか…
少しでもこれから投資をはじめる方の参考になればと思っています。
それではまた!