みなさんどうも
高配当株・長期投資で海外移住を夢見る新米投資家アイアーンマンです!
株式投資をはじめて約9カ月が経過しました
地道に保有銘柄を増やしてきてそろそろ自分なりのポートフォリオを考えていきたいなと思いつつも、ふと気になったのが税引き後の利回りです。
現在日本株・米国株と個別株を保有していますが、実際に税引き後の配当利回りがが果たしていくらになっているのか?きちんと調べてみたいなと思いました。
改めて保有銘柄の税引後利回りを確認する事により、今後の投資戦略も変わってくるかもしれません
一覧にまとめることで次の手も打ちやすくなるしね
【こんな人に読んでもらいたい】
- 日本株と米国株の配当金にかかる税金を知りたい
- 実際に保有している銘柄の税引後の配当利回りが気になる
- 非課税の効果が知りたい
日本株・米国株の配当金にかかる税金とは?
今月に入っても上昇相場は続き、NYダウやS&P500が新高値更新するなど絶好調ですね。
日経平均も23,000円超えと保有銘柄の含み益は日に日に増すばかり!
しかし基本は長期ホールド、目の前の含み益ではなく先の配当金再投資による複利効果を考えていく必要があります。
夏前から米国株投資もはじめ銘柄が増えてきたため、一度保有銘柄の税引き後の配当金を確認したいと思いました。
いくら利回りがよくても税引き後の利回りをちゃんと把握しておかなければ、効率よく投資が出来ません。
まずは税金のおさらい!
日本株 20.315%(所得税 15.315%・住民税 5%)
米国株 10%(現地課税)
米国株の場合、さらにそこから国内課税です。
20.315%(所得税 15.315%・住民税 5%)
配当金は日米で二重課税になるので要注意です。
同じ利回りの日本株と比較したら米国株の方が利回り低くなってしまうわけです。
この点を認識したうえで投資行う必要がありますね。
【外国税額控除】
ただし確定申告することで米国課税分10%を日本の所得税や住民税から控除することが出来ます。
こちらも重要ですね。
実際に保有している銘柄の税引き後利回りは?
例えば配当利回りの高いタバコ銘柄でどれを選定するか検討したとします。
高配当投資戦略においては組み入れたい銘柄ですよね
直近で米国株投資家のもみあげさんが、JTも含めたタバコ銘柄の比較記事をアップされてました。
とても参考になりますのでぜひ一読してみてくださいね。
本題に戻りますが自分の場合はもともとJTを保有していました。
ここ最近になってから、BTIとMOを少しずつ買い増ししています。
EGS投資の影響があるとはいえ、いまの水準はかなり割安で配当利回りも6%〜7%ありとても魅力的!
株価の下落時を狙っているのですが、果たしてどの銘柄が最も利回り高いのか?
正確に把握しておきたいところです。
早速ですが保有銘柄を一覧にしてまとめてみました。
【保有銘柄の税引き後利回り一覧 日本株】
銘柄 | 口座 | 保有数量 | 配当金 | 平均取得価額 | 利回り(取得価格で換算) | 配当金計(税引後) | 利回り(税引後) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
日本たばこ産業(2914) | 特定 | 100 | ¥154.0 | ¥2,502.08 | 6.15% | ¥12,271 | 4.90% |
WDI(3068) | 特定 | 100 | ¥12.0 | ¥1,748.06 | 0.69% | ¥956 | 0.55% |
三菱ケミカルHLDGS(4188) | 特定 | 300 | ¥40.0 | ¥746.18 | 5.36% | ¥9,562 | 4.27% |
DMG森精機(6141) | 特定 | 100 | ¥60.0 | ¥1,625.06 | 3.69% | ¥4,781 | 2.94% |
三菱商事(8058) | 特定 | 300 | ¥125.0 | ¥2,863.39 | 4.37% | ¥29,882 | 3.48% |
オリックス(8591) | NISA | 100 | ¥76.0 | ¥1,558.90 | 4.88% | ¥7,600 | 4.88% |
タカラレーベンインフラ投(9281) | 特定 | 2 | ¥7,133.0 | ¥114,306.00 | 6.24% | ¥11,368 | 4.97% |
タカラレーベンインフラ投(9281) | NISA | 1 | ¥7,133.0 | ¥109,800.00 | 6.50% | ¥7,133 | 6.50% |
KDDI(9433) | 特定 | 400 | ¥110.0 | ¥2,508.57 | 4.38% | ¥35,061 | 3.49% |
KDDI(9433) | NISA | 300 | ¥110.0 | ¥2,503.16 | 4.39% | ¥33,000 | 4.39% |
NTTドコモ(9437) | 特定 | 100 | ¥120.0 | ¥2,525.40 | 4.75% | ¥9,562 | 3.79% |
こうして一覧にして比較する事で、税引き後の利回りが確認出来ます。
もちろん同じ銘柄でも平均取得価格は個々に違うわけですから、その点も大事ですよね。
日本株トップ5は
- タカラレーベンインフラ投資法人(NISA) 6.5%
- タカラレーベンインフラ投資法人(特定) 4.97%
- 日本たばこ産業(特定) 4.9%
- オリックス(NISA) 4.88%
- KDDI(NISA) 4.39%
改めてインフラファンドは配当利回り高いなと思いました。
先週、REITとインフラファンドが軒並み急落したけどね
REITは自身が出遅れ感あったため保有していませんが、インフラファンドは押し目になれば買い増し狙いたいですね。
ここのところの株価上昇が異常だったんだと思います。
こうして見るとNISAの非課税がいかに大きいかも分かりますね…
仮にNISAの銘柄を除いた場合のトップ5だと
- タカラレーベンインフラ投資法人 4.97%
- 日本たばこ産業 4.9%
- 三菱ケミカルHLDGS 4.27%
- NTTドコモ 3.79%
- KDDI 3.49%
ちなみにオリックスはNISAでしか保有していないのでランクインしていませんが、特定で換算すると3.88%で4位になります。
ここに三菱商事を加えたラインナップが日本株の主軸となっています。
【保有銘柄の税引き後利回り一覧 米国株】
銘柄 | 口座 | 保有数量 | 配当金 | 平均取得価額 | 利回り(取得価格で換算) | 配当金計(税引後) | 利回り(税引後) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ABBV | 特定 | 37 | $4.720 | $71.95 | 6.56% | $125.25 | 4.70% |
BTI(ADR) | 特定 | 22 | $2.624 | $34.75 | 7.55% | $46.00 | 6.02% |
JNJ | 特定 | 10 | $3.800 | $130.08 | 2.92% | $27.25 | 2.10% |
MO | 特定 | 14 | $3.360 | $46.12 | 7.29% | $33.74 | 5.22% |
RDSB(ADR) | 特定 | 2 | $3.760 | $58.38 | 6.44% | $5.99 | 5.13% |
V | 特定 | 10 | $1.200 | $178.79 | 0.67% | $8.61 | 0.48% |
米国株トップ3は
- BTI(特定) 6.02%
- MO(特定) 5.22%
- RDSB(特定) 5.13%
税引後でも配当利回り5%越えはさすが米国株です!
1位と3位について注目すべきポイントはADR銘柄ということです。
【ADR銘柄】
米国預託証券(American Depositary Receipt の略)のことで、
アメリカの株式市場で取引される米国外の銘柄の事をいいます。
最大のメリットは現地課税(10%)がかからないことで、この点が大きく影響して
BTIとMOの差となっています。
米国株の場合ADR銘柄についても把握した上で選定を行う必要があるね
ADR銘柄利回りランキング(11月8日基準)
- BTI 7.36%
- NGG 6.98%
- WBK 6.96%
- RDSB 6.22%
- BP 6.19%
もちろん利回りが高いのにはそれなりの理由もあります。
先週もWBKが減配発表して株価下落しています。
利回りだけで選定するのではなく、各銘柄ごとの業績等分析する必要はありますが高配当投資戦略としては頭に入れておきたいところです。
今後の投資方針(NISAは重要!)
この9か月間だけでも保有銘柄の急落等なにがあるか分からないなというのが率直な感想です。
配当利回りばかり追いかけて株価急落となることも避けていきたいですし、性格的に高値掴みはしたくないので無理もしないでおこうと決めています。
退場しないことが一番大事!
業績問題ないのに割安な銘柄を拾っていけば多少の急落でも大きな痛手は回避できます。
今年夏前のトランプ砲でも今回のインフラファンド急落でも含み損とまではならず、ストレスなく続けることが出来た事は大きいです。
もちろんリセッションがあればそんなこと言ってられる状態ではなくなるでしょうから、それまでにリスク分散したポートフォリオは組んでいきたいですね。
運用資産はお金と思わず淡々と投資を継続する気持ちです!
高配当・長期投資を続けていく上で今後の投資方針をまとめてみました。
- 日本株は現状の銘柄を中心にして押し目買いのチャンスがあれば買い増し行う
- 基本的には米国株中心に投資資金をシフトチェンジしていく
- 来年はNISAを米国株で取り入れていく
- 米国株のセクター別に高配当、増配銘柄を選定していく
- 高配当ETFも取り入れていく
NISAの非課税効果は絶大! 配当金再投資戦略で有効に活用するべき
今後米国株に取り組むにあたりセクター別について米国株投資家のたぱぞうさんがまとめたブログです。
書籍「寝ながら稼げるグ~タラ投資術」も読みましたが、米国株に関心ある方にはおすすめですよ!
そして米国株投資家のもみあげさんは、米国大統領選が米国市場に与える影響をセクター別に分析されています。
ブログやTwitterではこうした凄腕の投資家の方々が多数いるので本当に勉強になります。
こうして定期的にまとめたり見直したりすることで、自分自身の投資方針の方向性を確認出来ればと思っています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
※あくまでも個人的見解であり、特定の銘柄を勧めるものではありません
くれぐれも投資は自己責任で!