みなさんどうも
高配当株・長期投資で海外移住を夢見る新米投資家アイアーンマンです!
春先にコロナショックという過去にもない暴落を経験したわけですが、暴落初経験としては比較的買い向かえたのではと思ってます。
サーキットブレーカー発動などという恐ろしい急落の中でどこが底かも分からず、買い向かうことの難しさも経験することが出来ました。
十数年前に株式投資撤退して二度と投資はやらない!と決めていた人間がこのショックよく乗り切れたなと…
とは言っても以前はデイトレですが…
それもこれもTwitterやブログを通して知り合えた様々な凄腕投資家の方々の情報発信、書籍での勉強、日々の失敗含めた積み重ねがあったからこそです。
お陰で暴落時にも冷静に相場と向き合うことが出来ました。
何事も経験していかないと自分の判断基準が出来ないよね
それでは改めて暴落時に買い向かった銘柄をピックアップし、その後の状況をまとめてみたいと思います。
暴落時の買い増しは難しい
買い増しの対象期間は下記の通りで月別に購入銘柄をピックアップしました。
・2月〜3月の急落時と4月までの期間
急落時の買い増しタイミングは非常に難しいですが、株価が切り上がっていく中で二番底を警戒する4月の相場判断も意見が分かれるところでした。
この頃はTwitterでも二番底警戒のコメントが多数ありましたね
また年始にNISA枠をほぼ使い切った後の暴落だけに、追加投資の資金には限りがありました。
やはり万が一のために現金比率を高めておくことは大切だね
暴落はチャンスだけど生活防衛資金には手をつけてはいけない
これだけは徹底して守らなければなりません。
投資をする以上は自分自身で決めたルールに基づき、その範疇で行うことが大切です。
何よりも大切なことは相場から撤退しないことだからです。
継続することが最優先と考え、これから先でも起こりうる暴落を乗り越えていきたいですね。
そうした先に目指す資産形成のゴールが見えてくるのだと思います。
日本株
日本株の2~4月買い増し銘柄は下記の通りです。
【2月買い増し銘柄】
なし
【3月買い増し銘柄】
- 日本たばこ産業(2914) 16株
- アーバネット コーポレーション(3242) 5株
- 三菱商事(8058) 14株
- オリックス(8591) 2株
- ソフトバンク(9434) 12株
【4月買い増し銘柄】
- 日本たばこ産業(2914) 4株
- アーバネット コーポレーション(3242) 5株
- 三菱商事(8058) 14株
- オリックス(8591) 8株
ネオモバ 投資で数株ずつ買い増し行ってます。
ちょうど保有銘柄を絞りこむ過程だったので、決まった銘柄を単純に買い増しするだけでした。
そういう意味で日本株に関しては暴落前と暴落時もあまり意識は変わってなかったと思います。
2月が購入なしなのは、買い増し対象銘柄の株価が自分の設定した基準値より高かったからです
対象が高配当銘柄のため株価が定期的に上げ下げするケースが多く、基準値以下になった銘柄を買い増ししてるだけなんですよね。
暴落時の買い増しにより平均取得価格が下がり、配当利回りが上がったことがプラス要素です。
本日段階で日本株の税引後平均利回りは4.7%となっています。
ただご存知のように上記銘柄は現在も株価低迷しており、含み益も含み損も微々たるものなんです。
三菱商事、オリックス等々株価は低迷中…
三菱商事は累進配当政策をとっていることもあり今後も買い増し継続ですが、今回の第一四半期決算発表はボロボロな内容でした。
こちら総合商社マンさんのブログがとても参考になります。
www.sogoshoshaman.com
さらにJTは含み損が比較的大きく、今後も株価低迷は続きそうです。
いずれの銘柄も割安なんですが、JTはESG投資の観点からも一定の範囲内の保有が安全かなと思ってます
よって日本株の評価損益上位TOP3は以下の通りです。
- 神戸物産 +155%
- KDDI +32%
- NTTドコモ +22%
暴落時の買い増し銘柄1つも入ってませんね…
結果的に昨年から保有している通信株が底支えしています。
楽天参入による業績悪化懸念での株価低迷時に新規買いした分ですね。
KDDIとNTTドコモで計800株保有なのでこの含み益は大きいね!
いま振り返るとコロナショックで通信株も一時大きく下げており、ここでさらに買い増ししていればキャピタルもインカムもとれていた訳です。
特にKDDIは連続増配の優良銘柄でもあり、チャンスを逃したかなと少し後悔です。
しかし年間想定配当金は予定通り増えてきているので、この経験を次に生かしていければと思っています。
米国株
米国株も同様に2〜4月の買い増し銘柄をピックアップしました。
昨年までは日本株中心だったため、コロナショックではチャンスとばかりに買い増しを行っています。
【2月買い増し銘柄】
- RDSB 12株
- XOM 2株
- ARCC 4株
- SPYD 2株
- VYM 3株
【3月買い増し銘柄】
- ARCC 30株
- AWK 2株
- BTI 18株
- DUK 6株
- MCD 4株
- MSFT 10株
- QQQ 6株
- SPYD 20株
- VGT 5株
- VYM 4株
【4月買い増し銘柄】
- ARCC 20株
- DUK 2株
- MCD 4株
- MO 5株
- RDSB 12株
- SPYD 20株
- T 6株
- UL 2株
- VGT 1株
- VYM 4株
2月は暴落がはじまったところで、基本様子見していました。
どこまで急落するか?まったく分からなかったためです。
サーキットブレーカー発動が続いたときはさすがに手が付けられない状態でした
その後、3月に入って株価の動き見ながら少しずつ買い増し数を増やしていきます。
こうして見ると高配当戦略主体のため、エネルギー銘柄も暴落時にきっちり買い増ししてますね…
特にRDSBの株価急落が大きかったので、NISAで保有している含み損分もカバーしようとの甘い考えがありました。
しかしその後再考してRDSBはすべて処分です。
急落時に買い増しした分は含み損もわずかでしたが、迷わず処分しました。
これが今回の暴落で一番勉強になったこと!
ヘタなナンピンは意味がないので要注意ですね…
その他は株価急落時に狙っていたARCCや高配当銘柄が中心ですが、下記ハイテク銘柄やETFを組み入れたのは結果的に大正解でした。
- MSFT
- QQQ
- VGT
その他ではAWKなどももっと買い増ししたかったぐらいです。
以前からチェックしていた銘柄ですが、株価が高すぎてなかなか手が出せない状況でした。
そういった銘柄も暴落時は連れ安となるので大きなチャンスですよね
ちなみに5月も積極的に買い増し行っています。
【5月買い増し銘柄】
- ARCC 20株
- AWK 3株
- DUK 10株
- MCD 4株
- MO 20株
- SPYD 25株
- T 5株
- UL 4株
- VIG 6株
- VYM 2株
結果として暴落時にそれなりの資金投入したので、このあたりが限度だったかなと思ってます。
欲を出せばキリがないしね
そして米国株保有銘柄での評価損益上位は以下の通りとなっています。
- MSFT +27%(ハイテク)
- AWK +27%
- ABBV +26%
- QQQ +24%(ハイテクETF)
- VGT +22%(ハイテクETF)
ABBVは昨年夏前のアラガン買収による株価下落時に新規買いしたものですが、それ以外はすべて今回の暴落時に買い増し行ったものです。
短期間で含み益が増えていく米国ハイテク銘柄は恐るべしです
お陰で米国株の含み益は順調に増えているところです。
その他でもARCCが+16%、MCDが+10%など株価は回復とともに含み益が増しています。
あくまでも現時点での状況ではありますが、暴落時に銘柄を厳選して買い増しすればそれ相応のリターンが望めるというわけですね。
反面BTIやMOなどの高配当株、SPYDやVYMなどの高配当ETFはいまだ株価低迷中です。
高配当株については年間配当金を効率よく増やすために選定しているので、キャピタル関係なく利回りで判断しています。
コツコツと積み重ねることで、米国株の年間想定配当金も税引後約13万まで増えました。
株価低迷している間は割安で買い増し出来るので、ETF主体で今後も継続予定です。
暴落時の買い増しを通して実感したこと
やはり多少なりとも現金比率を高めておくことは重要です!
急落のチャンスは突然訪れるわけで、そのチャンスを指を咥えてただ見ているだけでは勿体なさすぎます。
かといって自分の年齢(40代後半)でフルインベストメントするのはリスクが高すぎます。
そのため生活防衛資金は確保した上で余剰資金は常にキープすべきだと思いました。
万が一の株価下落時に追加投入出来る資金の準備は重要!
今回は年始にNISA枠でまとめて資金投入していたため、本来追加投入は厳しい状況でした。
しかし保有銘柄の見直しも行い、不要な株は利確するなどして運用資産の効率化を図っていたので多少余力がありました。
その甲斐もあって暴落時でも余剰資金が確保出来ていたため、そちらの資金投入も行っています。
ギリギリまで余剰資金を使い切ったわけではないのですが、暴落初経験ではリスク許容度はこのあたりが妥当かなと…
定期的な見直しで運用資金の効率化を図ることも大事
次のチャンスではさらに冷静な判断で銘柄の取捨を行いたいですね。
いずれにしても米国株の戻りの強さを実感出来たのは大きいです。
特にハイテク関連の株価上昇は驚異的!
こちら米国株投資家たぱぞうさんのQQQ解説です。
保有するとその高パフォーマンスを実感することが出来ます。
いまの自分には高配当戦略にハイテクを合わせた資産運用が最もしっくりきている気がします。
当面はこのスタンスで状況を見ていく予定です。
秋には大統領選挙を控えているため、結果によってはまた大きな株価の動きがあるかもしれません。
その際も主軸とする銘柄、構成比率を熟慮した上で立ち向かいたいと思います。
長期投資をする中で投資2年目で暴落を経験したのはラッキーだったのかもしれませんね。
来年〜再来年と当時のブログを振り返った時、未来の結果につながっていると思えるように柔軟に対応していきたいと思います。
'You can do it!'
いつも不定期ながらブログを読んでいただいて、本当にありがとうございます!
※あくまでも個人的見解であり、特定の銘柄を勧めるものではありません
くれぐれも投資は自己責任で!
保有している米国ETFの構成銘柄を再チェックです
40代後半ながらもFIREについて考えてみました