みなさんどうも
高配当株・長期投資でいつか海外移住を夢見みる新米投資家アイアーンマンです!
※2019年11月末一部更新
今日は保有銘柄の紹介です。
今年の3月から、タカラレーベン・インフラ投資法人(9281)を保有しています。
あまり聞きなれない銘柄だけど、マンションデベロッパーのタカラレーベン(8897)が太陽光発電事業に参入し、2016年に上場したんだ
インフラファンドってどういうことなの?
インフラファンド
電力、交通、水道などインフラ事業への投資を専門とするファンドの通称です。
ファンドとは、複数の投資家から資金を集め、その資金を事業・資産に投資し、得られた利益を投資家に分配する仕組みとなっています。
よく聞く「J-REIT」はオフィスビルやマンションなどの不動産を保有して、その不動産で得られる収益を投資家に分配されますが、「インフラファンド」は太陽光発電施設や港湾施設などの「インフラ」を保有して、そこらか得られる収益を投資家に分配しています。
現在インフラファンドは4銘柄で、
- タカラレーベン・インフラ投資法人(9281)
- カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)
が2強となります。
時価総額が小さく「インフラファンド」は6銘柄しかないため機関投資家が本格的に購入出来る状況でもありません。
まだそれほど知られてないけど、非常に高利回りなのが魅力だね
「インフラファンド」のもう1つの魅力は、利回りの安定度!
太陽光などの再生可能エネルギー源によって発電された電気は、2012年7月に始まった固定価格買取制度(FIT)があるので20年間、売電価格が固定されています。
この固定価格買取制度(FIT)のおかげで「インフラファンド」の収益は安定し、利回りの安定度も非常に高いのです!
*2018年11月期決算説明会資料より
資料にもある通り、タカラレーベン・インフラ投資法人(9284)を選んだ理由は電力需要が高いエリア(関東中心)にパネル出力を分散しているからです。
出力エリアが偏っていた場合、震災などの災害リスクを伴いますし出力制御のリスクも伴います。
出力制御ってどういうこと?
発電量が需要量を上回ってしまった場合には発電量を調整するってことなんだ
そうなると売電が出来なくなる可能性があるね
特に九州電力では全体の需要量のうち、太陽光の比率が8割ほどと非常に高くなっています。
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)は九州電力管内の比率が高いため、
出力制御が実施された場合影響が不安視されます。
そういったリスク面も考慮しました。
分配金
2019年5月期と11月期の予想分配金は、6,902円です。
保有銘柄の取得価格で計算すると利回り6.3%にもなります!(NISAで保有)
5月下旬が権利落ちでその後株価が大幅に下落したため、追加取得しました。
権利落ち後のの取得価格でも利回り6%です。
今後は株価の下落時に少しずつ分配金含めて追加投資を行っていくことで、高配当・長期保有の利点を活かしていきたいと思います。
追記
2019年6月中旬に経済産業省が固定価格買取制度(FIT)を事実上、終了する検討にはいったとの報道を受けインフラファンドの株価が急落しました。
しかしタカラレーベン・インフラ投資法人(9284)からも発表があったように、これまでの売電価格に影響するものではないとの判断で長期保有方針に変更はありません。
むしろこの株価下落の際に買い増しを行いました。
もちろん事態が急変する事もありますので常に動向を注視していきたいと思います。
また2019年11月段階では日経平均も大幅に上昇してきており、全体的に割高な銘柄が増えてきました。
ただインフラファンドやJ-REITは11月に入って株価急落しています。
これまで急上昇した反動とインフラファンドやJ-REITから資金が株式市場にシフトしたと思われます。
しかしインフラファンドは「固定価格買取制度」によって、買い取り価格が固定されていることから不況に強いと言われています。
高配当・長期投資の戦略としてポートフォリオにインフラファンドの割合を高める事で、リセッションに対するリスクヘッジを図っていきたいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
*あくまでも個人的見解であり、特定の銘柄を勧めるものではありません
くれぐれも投資は自己責任で!