みなさんどうも
高配当株・長期投資で海外移住を夢見る新米投資家アイアーンマンです!
2018年秋の突如の会社倒産から契約社員生活を経て、今年4月1日より無事正社員として転職することが出来ました。
今回転職した会社では入社前に提案した新規プロジェクト遂行のために、新部門も設立してもらっています。
管理職の立場となり責任も重大です!
今の会社でついに5社目となりましたが、転職は今回で最後にしようという固い決意があります。
人生山あり谷ありっていうけど、底の深い谷が多かったね…
40代後半での転職となると、20代~30代の頃とは状況が全く異なってきます。
当ブログを読んでいただいている方の中には、キャリアアップのための転職やセミリタイヤを考えている人も多いのではないでしょうか?
自分のような波乱万丈なケースはレアかもしれませんが、40代後半にして転職後約2ヶ月半経過して感じたことをブログにアップしてみようと思います。
- 入社僅か10日ほどで緊急事態宣言
- トラブルがあればあるほどその壁を乗り越えてみたくなる!
- 倒産を経験して培ったもの
- 会社を幾度か転職して仕事に何を求めるようになったか?
- これまでどんな経営者の元で働いてきたか?
- 自分にとって仕事も人生の一部
入社僅か10日ほどで緊急事態宣言
4月に入って新型コロナウイルスの感染拡大がますます深刻化し、日本でもついに緊急事態宣言が発令されることとなりました。
ご存じの通り当初の対象は7都府県です。
その後全国に拡大されましたね。
現在の会社は本社が大阪、支社が東京のため余儀なくテレワークへと切り替わりました。
自分は営業職で新事業の責任者としてこれから顧客を開拓していくところですが、いったん中断となるのはやむを得ない状況です。
入社前から様々な交渉を進めていたため本来は順調なスタートを切れたはずですが、さすがに商談どころではなくなりました。
テレワークで5月末まではほぼ動きがとれない状態でしたね。
一言でテレワークと言っても業種・職種によって出来ることは大きく変わります。
営業なので電話とノートパソコンがあれば何とかなるのですが、新規開拓となると正直限界があります。
事態が収束することを願いつつ6月までじっと我慢の日々でした。
トラブルがあればあるほどその壁を乗り越えてみたくなる!
前述した通りわざわざ新規事業部門まで作ってもらったという事は、当然ながら目標数字が設定されているわけです。
その目標クリアのため入社と同時にスタートダッシュかけるべく、綿密に下準備を行ってきました。
利益の最大化と効率化を図るために協力会社への下交渉も万全だったのですが…
具体的な商談が進めれないため今は足踏み状態です。
前例があればその予測を元に計画の見直しを行いたいところですが…
コロナウィルス感染という前代未聞のパンデミックを前に打てる手も有効かどうか判断し辛いのが現状で、柔軟に対応していくしかありません。
本格的に事業を軌道に乗せるために当初の計画では1~2年見越していましたが、大幅にずれ込む可能性も出てきました。
なぜこんな時に… タイミング悪すぎる!
との気持ちも全くないとは言いませんが、実際にはそれほど焦っていないというのが本音です。
それは無責任な考えというわけではなく、ここで無駄に焦っても空回りになる可能性が高いからです。
むしろこの時期だから出来ることもあるはずと前向きに捉えるようにしています。
過去の経験則のお陰ですね。
自分よりもっと窮地に立たされている人や会社も多いでしょうし、まだまだ恵まれた環境だと思えるぐらいです。
海外に目を向けてみると米国ではレイオフは当たり前のように行われているわけですしね。
大恐慌以来最悪の失業率は想像を絶する事態となっています。
レイオフとは? 「アメリカなどに見られる、企業の業績悪化などを理由とした労働者の一時解雇」のこと
むしろこの苦難を乗り越える事により、さらなる自信へ繋がるはず
まだスタートラインに立っただけで何もしてないわけですから、その障壁を乗り越えてみようと思う気持ちが強くなっています。
何でもポジティブに考える方が物事はうまく進むケースが多いです。
倒産を経験して培ったもの
自分の場合特に誇れる学歴があるわけではなく、決してエリートの道を歩んできたわけではありません。
新入社員当初は立派な大学出身の同期営業と競り合ってきました。
そこで感じたのは営業職の場合、
優秀な営業=高学歴 と直結するわけではないという事
商談する相手は人ですから、どんな大企業の担当者も少なからず感情が関わってくるわけですね。
ビジネスとはいえ好き嫌いはあるものです。
そんな中、会社の意向により取引先に対して依頼や受注をお断りするようなケースも発生します。
相手も事情は察しつつもやはり簡単には納得していただけません。
そんな時にどう自力で対応出来るかが真価を問われます。
トラブル時に怒っている顧客に対しての対応も同様ですね。
トラブルは自分のせいじゃない!
会社の指示で仕方なしに伝えているだけなのに…
とは思っても、先方には関係のない話です。
相手の立場を考慮して本当に申し訳ないという気持ちをもって向き合えるかどうかは非常に重要です。
その上で会社の代表として交渉を行っている以上、毅然とした態度で臨むことも忘れてはなりません。
もちろん日頃からコミュニケーションがとれているかも大事ですね
あくまでも自分自身の実体験による考えを述べさせていただきますと…
学歴はさておき変にプライド高いタイプに関しては、営業として結果を出せてるケースはほとんど記憶にありません。
超のつくエリート企業ならまた違うのかも知れませんが一般的な企業の場合、プライドの高い営業マンはそれがネックになることが多く、総じてハートも弱いです。
地道な努力を重ねていけばいつか結果に繋がります。
しかしそこにたどり着くまでにギブアップする人が多いのも事実です。
良くも悪くも2度の倒産によって様々な会社を渡り歩いたことにより、ハートは十分に鍛え上げられました。
そもそも倒産を経験するということ自体が、想像以上の精神的ダメージとなります。
出来れば経験はしたくないものですが、それを乗り越えることでのメンタル強化は半端なものではありません。
今となってはその鋼のメンタルが大きな武器となっているわけだね!まさに雑草魂
会社を幾度か転職して仕事に何を求めるようになったか?
当然のことながら中途採用で転職するというのは即戦力を期待されての採用です。
プロ野球でいうところ助っ人外国人のようなもので、結果出せなければ終わりです。
営業は数字が全てなのでプレッシャーはありますね。
2社目に転職した際は営業所の所長からは具体的に何も指示されませんでした。
「自分のやりたいようにやれ」 ただその一言で担当顧客ももらえませんでした
これって一見楽そうに見えますが相当のプレッシャーかけられています。
自力で数字を作るしかないのです。
そこで前職時代の顧客へのアプローチや新規開拓でとにかく取引先を増やしていきました。
数か月後にはまとまった成績が出せるようになり、所属部長に評価されたときは嬉しかったですね。
3社目でも全く指示がありませんでした。
そんな会社ばっかりだね…
業種が特殊なので営業=顧客をどれだけ抱えているか?が大きい部分もあるのですが、自力で何とかしていくという形が当たり前のようになっていました。
その形を確立していれば同じ業種内であればどこでもやっていける!と思うようにもなれたのは大きいです。
お陰で2社目に突然所属事業部が事業撤退の発表となった時も、3社目で会社倒産となり当日解雇された時も、何社かの同業他社から声掛けしてもらえたため焦ることはありませんでした。
そうして転職を重ねるうちに自分の中で最も注視するようになったのが経営者の考え方や人間性です。
社員は会社の将来的なビジョンや計画に向かって任務を遂行していくわけですが、経営者(経営陣)によってその未来は大きく左右されます。
経営者の舵取りいかんで会社は倒産もするわけですから…
そんな会社のために自分の身や時間を割くわけですから、後ろ向きな気持ちでは到底長続きしませんし精神的にも辛いものです。
どうせ目一杯やるなら尊敬・信頼のできる経営者の元で働きたい!と考えるようになりました。
どんなに努力していても会社が業績悪化するときはありますし、倒産することもあるわけです。
それならば後悔ないようにやりたい!
業績が大幅に悪化してくると社内のムードはとても悪くなってきます。
今まで気にならなかったことが気になりだしたり、訳のわからないコスト削減を押し付けられてモチベーション下がったり…
自分が泥船にのっているのが分かることほど辛いものはありません。
仕事はやり甲斐もってというのも大事ですが、自分の場合最も重要なことは
経営者を信頼し惚れ込んで仕事に打ち込める環境
これに尽きます。
そうすることでどんな荒波でも耐え抜いていけるのだと思います。
これまでどんな経営者の元で働いてきたか?
そこで改めてこれまでの経営者ついて振り返ってみました。
一社目・・・人情に厚いがワンマンな経営者。業績が好調な時はいいが一度方向性を誤るとワンマンだけに修正がきかない。当初店頭公開を目指していたが無理な事業拡大が影響し、業績が急失速。その後和議申請(今の民事再生)
二社目・・・上場企業だったが2~3年ごとに経営陣が交代。そのため経営陣や事業責任者は退職後の自身の根回しを最優先していた。
経営陣が変わるごとに方針はコロコロと転換するため一貫性はなく、最後の経営者は会社の事業を切り売りしていき最後は所属事業部も消滅する事になった。
三社目・・・細々と経営していた弱小企業だったが、有能なスタッフの発案した商材により急激に業績が伸びることになる。
会社が急速に拡大した反面組織としては成り立っておらず、経営陣もその変化についていけていなかった。
一時期はストックビジネスで業績も安定していたものの、それを食い潰してしまうほど赤字ビジネスに手を出し続けた。
これまで見てきた経営者の中では突出して経営センスがなく、本来は資金援助する会社の申し出があったにも関わらず自己保身のために会社を潰している。
四社目は契約社員のため割愛
一社目こそ会社は細々と残っていますが、二社目・三社目はすでにありません。
二社目は世間に一大ブームを巻き起こした企業ですが最後は吸収合併されました。
三社目も当時は凄まじいまでの業績の伸びで確立したストックビジネスでもあったのに、その財源を見事に食い潰してしまいました。
例えるならせっかく大金を手に入れたのに、投機によりすべての資産を失ったようなものですね
企業の寿命は30年とも言われています。
業績が好調な時もあれば不振に陥る時期も当然あるわけです。
それだけに先を見越して手を打つことの大切さを身をもって体験することになりました。
三社目の会社は奇しくも創業30年目で倒産…
せっかくの会社の利益をまったく意味のない事業に散財し続け、資金繰りが悪化すると経営者の個人資産優先で倒産させたのです。
元経営者は倒産前に離婚もしており、別会社で私腹を肥やしていました。
すでに倒産後約2年経過しますが未だに自己破産もしていません。
こんな経営者の下で必死に働いていたと思うと馬鹿らしくなりますが、これも経験だと思うようにしています。
そうして何社か転職をしたことで自分の追い求めるものが明確になってきました。
自分にとって仕事も人生の一部
現経営者とは以前の会社の頃から面識もあり、何度も話し合ったうえで転職を決めました。
自分に期待してくれている事や将来的なビジョンなど様々な話を聞いた上でです。
非常に共感出来る部分が多く、これまでの自分の集大成としてこの会社に貢献したい!との強い思いがあります。
結果は重要ですがプロセスにおいて必要以上に干渉されることもなく、その部分においても非常にやりやすい環境です。
今の仕事は自分にとっても天職と思っているため、このまま定年まで続けられるのが理想ですね。
とはいうものの今後何があるのか?は分からないわけですし、いつ事態が急変するかもしれません。
そのためにも安定した給与収入と資産運用の併用は不可欠だと考えています。
今回のコロナショックのように会社の業績が悪化すればボーナスに影響出る時もあります。
そんな時配当金収入など運用資産の後ろ盾があれば、非常に心強いものです。
給与だけに頼らなくてもいい収入の確保があるのとないのでは大違いですよね。
安定した給与収入があるからこそ資産運用にも注力出来るわけです!
あと数年で学費の負担も終わるわけですから、セミリタイア出来る環境を目指していくことも気持ちの余裕を生む要素となります。
- 給与収入
- 仕事面での充実
- 資産運用
- 家族
- 趣味
- 時間
このバランスは非常に大事だと思うんですね。
給与アップに固執するあまり、仕事でストレスになる…
仕事に打ち込みすぎるあまり家族との時間がとれなくなる…
資産運用(節約)に注力しすぎて家族に負担をかけすぎてしまう…
行き当たりばったりで老後の生活資金がない…
多少でも気持ちに余裕のある生活出来ることで趣味も楽しめるというものです。
そのために将来の不安要素を取り除くことは大切ですね。
またいくら老後にお金が貯まったとしても、人生振り返って後悔ばかりでは意味がありません。
時間は戻せないわけですから…
これまで色々とありましたが仕事も自分の中で大事な人生の一部です。
そして仕事に打ち込みつつ資産形成も行っていくことで心の余裕を生んでいくわけです。
まさに自分にとって仕事と投資は表裏一体!
家族がいるから仕事も頑張れるし、将来のことを見据えて資産運用も行うようになった
仕事も充実していればなお一層人生は楽しいものとなる!
それで趣味にも没頭出来て時間を無駄なく使えているとしたら最高な人生ですね。
'You can do it!'
いつも不定期ながらブログを読んでいただいて、本当にありがとうございます!
※あくまでも個人的見解であり、特定の銘柄を勧めるものではありません
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